女性たちは腕時計の魅力にさらなる関心を示しています。RM 07-01は、高級時計のエレガンスと新素材によるタフでユニークな外観を機械として融合させた傑作です。
RM 07-01がその卓越した機械的な完璧さで輝いているのなら、コレクションの中で最も小さいトノー型ケースデザインのセンシュアルな曲線と、中央にジェムストーンをセットしたダイヤルも煌めきを放っているといえます。
このタイムピースの中心となるのは、高度なスケルトン加工を誇る自動巻きムーブメント、キャリバー CRMA2。RM 07-01専用のキャリバーとして社内で特別に設計・開発されました。
自社製のキャリバー CRMA2の真髄は、精巧なスケルトン仕上げの自動巻きムーブメントです。
時・分表示、可変慣性モーメントローター
パワーリザーブ:約50時間(± 10%)
サイズ:45.66 mm x 31.40 mm x 11.85 mm
ムーブメント直径:29.90 mm×22.00 mm
厚さ:4.92 mm
石数:25
テンプ:CuBe(ベリリウム銅)製、4アーム型、4個の調整ネジ、慣性モーメント 7.5 mg•cm2、リフトアングル 50º
振動数:28,800振動/時(4 Hz)
ヒゲゼンマイ:AK3
耐震装置:インカブロック 908.22.211.100(透明)
ガンギ車の受石:ルビフィックス(透明)
リシャール・ミルは、さまざまな素材、ジェムセッティング、ブレスレットを発展させ続けており、ブランド独自のジェムセットセラミックスとカーボンTPT®も仲間入りしました。
ダイヤモンドとブラックケースのかつてない組み合わせ。これは、美しさのみならず、技術的にも魅了される女性に向けたモデルの開発を続けるという、ブランドが抱く強い決意を表現しています。
ダイヤル:ジャスパー、オニキス、マザーオブパール、ジェード、カーボンTPT®とダイヤモンドの組み合わせ、またはフルダイヤモンド
地板では素材にマイクロブラスト加工とエレクトロプラズマ処理を施したグレード5チタンを使用したため、優れた剛性が得られるとともに、表面を完全に平らに仕上げることができました。これにより、輪列の極めてスムーズな動作を確保します。 またブリッジも、マイクロブラスト加工とエレクトロプラズマ処理を施したグレード5チタン製です。
スケルトン加工を施した地板とブリッジは、個々に徹底した検証テストを経て、最高の強度条件を満たしています。
可変慣性モーメントローター
この可変慣性モーメントローターは、ゼンマイの巻き戻しをユーザーの使用環境に合わせて設定できることから、キャリバーに搭載されました。 スプラインネジで固定することができる、2つのウェイトの調整により設定が変更されます。 2つのウェイトが互いに近づくとムーブメントの慣性が上がり、香箱はより速く巻き上がります。 ウェイトがローターの先端に位置すると慣性が下がり、香箱はゆっくりと巻き上がります。
ローターの技術仕様
・5Nレッドゴールド製で重量をもたせた外側の外周エッジとエッジリング
・重金属製のウェイト
・セラミックス製ボールベアリング
・セラミックス製ボールベアリングを使用した自動巻きシステムOneWay®
・両方向巻き上げ方式
カーボンTPT® ブレスレット
リシャール・ミルにとって、ブレスレットは細心の配慮を要する重要なパーツです。 それぞれのモデルがケースのラインに調和した美しいデザインを特徴としながら、どんな状況においても優れた耐久性と快適な着け心地を実現します。
今回初公開されるレディース用カーボンTPT®製RM 07-01には、同じ素材を採用した新作ブレスレットを組み合わせており、ブランドの大きな野心が表れています。 マイクロメカニクスに基づくこの傑作は、しなやかでありながら極めて高い耐久性を誇り、トノー型ケースの延長として美しく手元に収まります。
これらの素材を組み合わせることで、ブレスレット全体の重さはわずか29グラムにまで抑えられました。
仕上げ
・マイクロブラスト加工を施した面取り部分
・マイクロブラスト加工を施した切削部分
・マイクロブラスト加工を施したくり型面
・地板とブリッジにエレクトロプラズマ処理
・サテン仕上げの表面
・手作業によるポリッシュ仕上げが施された面取り部分
・手作業によるポリッシュ仕上げのくり形面
・艶出し加工を施した部分
・ダイヤモンドツールによる凹面面取り
・ダイヤモンドで研磨した角
・サーキュラー仕上げの表面
・ロジウムメッキ加工(歯をカットする前)
その他の特徴
この香箱は以下の長所を備えています:
・主ゼンマイの周期的な張り付き現象を大幅に減少させ、性能を高めます。
・パワーリザーブ、性能、均一性の理想的な比率を採用、主ゼンマイは優れた三角曲線を有しています。
この時計では、ムーブメント全体を通じて動力を伝達する主要機構である輪列に、特別な歯車歯形が採用されています。 リシャール・ミルの自社製キャリバーのために特別に開発された歯車は、20°の圧力角を採用しています。 この機構では、温度変化や通常の使用によって各歯車の軸間に生じうるズレが補正され、テンワへのトルク伝達効率を高めて、優れた計時特性をもたらします。
これにより、組み立ての際にネジの締め付けトルクを最適に制御することができます。 組み立てや分解時にほとんど影響を受けないため、理想的な経年変化が保証されています。