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アルファロメオ・レーシング

伝説の再来

「モータースポーツの頂点であるF1をこれほどの有名ブランドと共に戦えることは、チームにとってだけでなく、スポーツにとっても有益なことです。」

フレデリック・ヴァスール、チーム代表

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2018年のF1世界選手権で、リシャール・ミルがアルファロメオ・ザウバー F1チームのプレミアムパートナーとして加わった時、アルファロメオ・レーシングは最高のパートナーを見出しました。チームにとってこの2つのブランドのコラボレーションに勝る朗報はなかったことでしょう。

ザウバー・モータースポーツAGはスイスに本拠地を置くモータースポーツ企業で、ペーター・ザウバーによって1970年代に創業されました。彼の経歴はユニークです。予想通りに物事が進んでいたら、ペーターは現在、両親の信号機の会社を受け継いでいたことでしょう。しかし野心的な若者はザウバーC1(Cは妻のクリスティーヌの頭文字)を製造したのです。実家の地下室でのことです。登坂競技、スポーツカー世界選手権を経て実力をつけ、1993年にF1の世界へを足を踏み入れました。

2017年にザウバーF1チームはアルファロメオと技術面および商業的にも複数年契約を結び、このイタリアの自動車メーカーを、30年の空白期間の末に、F1へと連れ戻しました。

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2016年、フレデリック・ヴァスールは、新設ルノー・スポーツ・フォーミュラワン・チームのチーム代表としてF1にデビュー。2017年には、F1チームのチーム代表としてザウバーに加入し、ザウバー・モータースポーツ・AGのCEOに就任しました。

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2019年のシーズンを戦ったのは、2007年のF1ワールドチャンピオンであり、RM 50-04を着用する「アイスマン」ことキミ・ライコネン、そして2015年FIA ヨーロッパ・フォーミュラ3選手権と2016年GP2シリーズで2位に輝いたアントニオ・ジョヴィナッツィの2人のドライバーでした」。