ロマン・グロージャン

ロマン・グロージャンとリシャール・ミルが初めて出会ったのは2013年でしたが、この短い出会いがきっかけで2人の間に友情が育まれていきました。彼に時計について尋ねれば、熱い情熱を抱いていることがわかるでしょう。ジュネーブに生を受け、フランスとスイスに国籍をもつF1ドライバー、ロマン・グロージャンとは一体どんな人物か?ロマンは落ち着きながらも固い意志をもち、アクセルでスピードを自在に操るF1ドライバー。

ロマンは2010年にルノーF1チームのドライバーとしてF1デビューを飾りました。その翌年には、DAMSのドライバーとしてGP2シリーズを制覇。49度の勝利によって、ロマンはモーターレース界におけるフランスのホープとなりました。2012年にはロータスF1チームの一員として初めてF1にフル参戦し、表彰台を3度獲得。2013年にはその倍の数の表彰台に上がり、自身最高のF1シーズンを送りました。2015年にはチームの状態が回復、ロマンも高いポイントを獲得しました。英ロータスF1チームで4シーズンを終えたロマンは、2016年よりハースF1チームに移籍しています。

ロマンは1本のRM 011 レッド クオーツ TPT®を39回ものグランプリで着用しましたが、時計に細かな検査を施しても、欠陥は一切見つかりませんでした。リシャール・ミル ウォッチが手首のレーシングマシンであることの証と言えるでしょう。ディテールにこだわるロマンの目には、使用ツールの動作や仕組みに対する深い関心が表れています。